歯周病

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歯周病改善の決め手は
原因菌の特定と退治です

  • 精密検査による「原因菌の特定」
  • 重度の歯周病でも「歯を残す治療」を追求
  • 見えない場所の歯石を除去する「歯周外科治療」
  • 「歯科衛生士担当制」による綿密なケア
セカンドオピニオンにも随時対応します

「歯周病が治らない」という方、あきらめないでください!!

歯周病」は虫歯のような激しい痛みに悩まされることはありません。また、歯周病は歯茎の中で進行します。それだけに進行に気づかず、気づいたときは歯がグラグラし出し、やがて抜け落ちてしまうという恐ろしい病気です。

歯周病はお口の中の「細菌」が歯茎や歯を支える骨などの歯周組織を溶かしていく病気です
だからお口の中の細菌を退治することが最大の歯周病対策となります

歯周病は、適切なケアと治療を続けることで、症状を改善し、進行を防ぐことは十分に可能です。
以下に当院が行っている歯周病治療について紹介していきます。

歯周病治療のため当院で行う検査

すでにお知らせしたとおり、歯周病は細菌が歯周組織を溶かしていくことで進んでいきます。だからお口の中にどんな歯周病菌がどれくらいいるのかを把握することが治療のための第一歩となります。
そこで当院では以下のような検査を実施しています。

「位相差顕微鏡」による検査・診断

患者さんより採取させていただいた歯垢を「位相差顕微鏡」という顕微鏡で観察します。

歯科医療用の位相差顕微鏡は400~1000倍の大きさで観察できるので、歯周病の原因菌の有無や動きをしっかり捉えることができます

位相差顕微鏡で治療前、治療中、治療後での経過観察を行うことで、歯周病の改善具合、治療状況をより高精度に判断することができます。

「CT」で撮影した画像での検査・診断

歯周病にかかると、歯を支えている歯茎や骨などの歯周組織が弱くなります。
歯周組織の状態はレントゲン検査でもある程度確認することができるのですが、見る角度によっては分かりにくいことがあります。

当院では、「CT」を使用した画像診断を行っています。
CTで撮影した画像により、気になる部分を全方向から確認することで、より正確な診断を行うことができます

「唾液」から歯と歯茎の健康度を調べる

唾液に含まれる虫歯菌などを「唾液検査システム(SMT)」を使って調べます。この検査では、唾液から以下の6項目を測定することができます。
  • 虫歯菌の生息状況
  • 酸性度
  • 酸に対する抵抗力
  • 白血球の量
  • タンパク質の量
  • アンモニアの量
これらの測定結果から、歯や歯茎の健康度やお口の中の清潔度などを診断していきます。

「呼気」から歯周病菌の有無を調べる

歯周病菌はお口の中に「口臭ガス」と呼ばれる臭い成分を発生させることが知られています。
そのため当院では、患者さんから採らせていただいた呼気を「口臭測定器(オーラルクロマ)」で解析することがあります。
この測定装置では、3大口臭ガスと呼ばれる
  • 硫化水素
  • メチルメルカプタン
  • ジメチルサルファイド
が呼気内にどれくらい含まれているのかを測定することができます。

「遺伝子検査」で歯周病菌の特定やリスク判定を行う

当院では患者さんから採取した唾液や頬の粘膜から「遺伝子検査(PCR)」を行い、常在している細菌の傾向や歯周病のかかりやすさなどを解析することがあります。

当院で行う具体的な歯周病治療

上記の各種検査により歯周病の原因菌が特定できたら、以下のようなアプローチで歯周病治療を行っていきます。

塗り薬で弱ってしまった歯茎や骨の回復を促す治療

進行した歯周病では、歯を支える歯茎や骨が溶けて、支える力が弱くなっています。
そこで当院では患者さんに「エムドゲイン」や「リグロス」などの歯周組織を再生させる効果のある薬剤を塗布する治療を行うことがあります(リグロスを使って再生治療を行う場合には保険が適用されます)。

以下の動画はエムドゲインを使用した治療です。薬の効果により歯茎と骨が再生していく様子がわかります。

歯を抜きたくない方に「自然挺出法」を試みることもあります

「歯が歯茎の下で折れてしまった」
「深いむし歯が歯茎の中まで進行している」
「被せ物が何度も外れる」
という患者さんには、一般的に抜歯が推奨されます。

それでも「歯を抜きたくない」という方に「自然挺出法」という治療を行う場合があります。
この治療は、根管治療などでお口の環境を改善してから、ゴムやワイヤーなどで少しずつ歯を引き上げて、土台を作って、そこに被せ物を装着する治療となります。

歯を引き上げるのに2〜3か月かかることがありますが、外科手術の必要がありません。
患者さん自身の歯の再生機能を活かした身体への負担が少ない歯周病治療となります。

場合によっては「外科治療」も行います

歯周病の治療では手術を行うことはほとんどありませんが、重度の歯周病の患者さんには、以下に紹介するような外科手術を行う場合もあります。

歯茎を切開して人工膜を入れて骨の成長スペースを作る治療

歯茎を切り開き、歯と顎骨の間に「メンブレン」という特殊人工膜を入れて数カ月間そのままにしておきます。するとそのスペースに骨ができてきます。骨ができたらメンブレンを抜き取ります。本来歯肉が生えるべきところに歯肉を生えさせず、代わりにそこに骨を作らせることで歯を支える力を強化する治療です。

歯石を取り除くための外科手術

歯の裏側や歯周ポケットの中などケアが行き届かない場所には歯垢が蓄積し「歯石」となります。歯石には微生物の塊である歯垢が付着・堆積しやすく、歯周病の病巣になります

そこで当院では、歯肉を切開してから、歯周ポケット内に堆積している歯石を取り除く治療を行うことがあります。

歯自体を2つに割って歯石を取り除く(ルートセパレーション)

歯周病が進行すると歯根の周辺組織が溶け、歯根が露出してしまいます。そしてむき出しになった歯根の裏に歯石が堆積し、そこが病巣となります。歯根の裏側に蓄積した歯石は、歯科医院でも取り除くことが困難です。

そこで、当院では「ルートセパレーション」という治療法を用います。これは、歯を2つもしくは3つに分割し、裂け目を作り、そこから歯石除去を行う方法です。

歯を縦に切り割くことで、通常の方法では届かない歯根部の歯石や汚れを徹底的に除去できます。清掃後は、被せ物をして1本の歯にします。

コラム通常数回かけて行う歯周病治療を1回で済ませることもあります

保険適用となる通常の歯周病治療では、お口の中を6ブロックに分けて、1回の外来につき1ブロックずつ歯周ポケット内の歯垢や歯石を取り除いていきます。
そうすると治療を終えるのは1~2か月ほどかかります。
残念なことにこの間に治療が済んでないブロックに棲みついている歯周病菌が増殖し、歯周病の治療がうまくいかないことがまれにあります。

このリスクを避けるため、当院では6ブロックのように分けず、口腔内の歯周病をすべて1回の治療で行う超短期型の治療を行うことがあります。
この短期型集中治療は、抗生物質を使って、お口の中全体を徹底的に消毒しながら一気に進めていきます(自費診療となります)。

「歯科衛生士担当制」で患者さんをしっかりサポートします

当院では、患者さん一人ひとりに専属の歯科衛生士が付く「歯科衛生士担当制」を導入しています。
歯周病の治療・予防には、患者さんがご自身の生活習慣を見直し、改善をしようとする意欲が重要となります。
そのために担当の歯科衛生士が患者さんの治療経過、日常の生活をしっかり確認いたします。そして患者さんのお役に立てるようなアドバイスやサポートを見つけることができた場合には、進んでお知らせ申し上げたいと考えております。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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